不安神経症の症状が怖くて仕事に行けない(行きたくない)という方へ


社会人で不安神経症の症状に苦しむ方は、やはり職場にいるときが一番辛くなるようです。

中には「いつ症状が出るかわからない」「周りに迷惑をかけてしまうかもしれない」といった恐怖に駆られ、出勤すること自体が難しくなるケースもあります。

このような状態はどのようなときに起こりやすいのでしょうか?また、仕事に行きたくないと感じるときにはどのような対処をすれば良いのでしょうか。



不安神経症は仕事中に症状が現れやすい

不安神経症という精神疾患にはさまざまな原因があるものですが、不快症状を引き起こす直接的な要因は「ストレス」です。

ストレスはコップに水が溜まるように蓄積し、一杯になってしまったときに病的な症状が現れはじめます。

たとえ一つ一つのストレスが小さく取るに足りないものであっても、溜まっていけば大きな悩み事を抱えたときのように爆発してしまうのです。

多くの人にとって”職場”はそれなりにストレスを感じるものであり、他人とのかかわりや仕事の責任といった重圧からは誰も逃れることはできません。

しかし、不安神経症というすでにストレスが限界ラインに達してしまっている場合には、”一触即発の状態”に近く、健康な人よりも精神的な負担が大きくかかりやすいものなのです。

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仕事に行けない(行きたくない)と思う原因になりやすい症状

「不安神経症」という精神疾患は、心と神経の不具合が肉体に反映する病気だとも言えます。

心のコンディションの悪さが明確に体調に現れ、様々な症状を引き起こします。

「仕事にいけない」「行きたくない」と強く感じるときは、以下のような症状が起こりやすいでしょう。

〈仕事にいけない・いきたくない原因になる症状〉

  • 極度の不安感やゆううつ
  • 体が重くなる、だるくなる
  • お腹が痛くなる、下痢をする
  • 吐き気がする
  • 頭痛がする
  • めまいがする、ふらつく
  • 全身が緊張する、こわばる

これは仕事や職場に対する一種の“拒絶反応”であり、「会社に出勤する」ということを想像したことで嫌悪感を感じ自律神経が交感神経に極度に傾くことで起こる症状です。

出勤できないほどの症状に悩まされたときにとるべき行動

出勤前に極端に自律神経が乱れると、肉体的な不快症状が起きることでさらに心の負担が増えます。

心から肉体へ、肉体から心へとストレスの悪循環が構築されてしまうと、加速度的に全体の調子が悪化してしまうのです。

ですから、朝出勤できなくなるほどの症状が現れたときにはできるだけ早く解決策を探す必要があるでしょう。

一時的に気分を切り替える方法としては、

  • ぬるま湯に浸かる
  • 軽いジョギングやウォーキングをする
  • 瞑想をする
  • 音楽を聴いてみる
  • アロマの匂いをかぐ
  • ハーブティーを飲む

といったリラックス法が効果的です。

とくにハーブティーには自律神経やこころの調子を整える効果が高く、場所やタイミングを選ばず利用することができ便利です。

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ただし、不安神経症の症状が重い場合にはさらに根本的なアプローチが必要になることもあります。

出勤できない、仕事に行きたくないといった状態が慢性化しているようなら、長期的な視野で改善を目指さなくてはなりません。

我慢して仕事に行くほど症状は悪化しやすく、ストレスはどんどん蓄積する性質がありますから、無理をして出社し続けるのはおすすめできません。

悪い精神状態で会社に出勤してしまうと、目に映るものすべてに悪い印象を受け、仕事や会社に対しての苦手意識がさらに強まってしまう恐れもあるからです。

「仕事に行けない(行きたくない)」と思ったら休職や転職も視野に入れる

不安神経症は、苦しんでいる本人でさえ実態のつかめない疾患であり、改善や悪化の状態でさえ認識できないことが普通です。

悪化してしまうとうつ病になる危険性も高く、そうなるとさらに治療が困難になることは言うまでもありません。

不安神経症で仕事に行きたくないと感じるのは、決して怠けているわけではなく、心の中では「なんとか仕事にいかなくては・・・」と、強い焦燥感によるストレスに見舞われているものです。

しかし、その状態で頑張って仕事に向かい続けても、残念ながら症状が良くなる可能性は限りなく低いということを理解しておかなくてはなりません。

不安神経症は、一日や二日休んで良くなるようなものではありませんので、今現在何らかの症状に苦しんでいるような場合は「休職」や「転職」も視野に入れておくべきでしょう。

今すぐに転職をしないにしても、長期的な目線で将来に向けた活動を行っておくことは賢明な判断といえます。

最近では働き方や勤務時間の自由度がかなり広がっていますので、自分に合った職場や働き方を見つけやすくなっています。

対人ストレスの少ない仕事や、勤務時間の少ない仕事など、不安神経症を抱えながらでも無理なく働けるようなところを探しておくことで、今後の希望にもつながります。

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不安神経症になる人は、もともと生真面目で責任感が強い人が多いといわれています。

しかし、その性質を持ち続けてしまうことは、余計に症状を強めてしまうことにもなりかねません。

どこかで少し楽天的になることも、不安神経症の治療には必要な心構えなのです。

関連記事⇒不安神経症で休職はアリ?休職に必要な書類や手続きは?




現在、社会人の不安神経症やうつ病などが社会問題化しています。

“ストレス社会”と言われ始めて久しくなりますが、それがついに具体化し始めています。

社員の精神疾患が原因による長期の休職や退職、最悪のケースでは自殺などの取り返しのつかない結果を招くこともめずらしいことではありません。

それらを防ぐためには、不安神経症をもっと真剣に捉え、正しい知識をつけて早急に対策を打つことが大切です。

〈まとめ〉

  • 不安神経症はストレスの多い職場で症状が悪化する
  • 仕事に行きたくないとき特徴的な症状が現れる
  • 仕事に行きたくないとき一時的なストレス解消法を試してみる
  • 我慢して無理に仕事に行くと悪化しやすい
  • 無理をせず「休職」「転職」も視野に入れなければならない


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