不安神経症にカフェイン・アルコールは要注意。代わりに摂取すべきものとは?

不安神経症とは、悩みや不安を過剰に感じてしまう心の病です。
ストレスや心配事、悩み等の精神的要因で発症することが多いとされています。

いつ症状が襲ってくるかわからないという不安が頭の中から離れず、日常生活に大きな支障をきたします。また、症状が続くとさまざまな身体症状があらわれ、長期間病院に通う人も少なくありません。

この不安神経症の不安を紛らすために、カフェインやアルコールに依存し、不安神経症の症状を悪化させるケースは多いそうです。

このページでは、カフェインとアルコールが不安神経症に与える影響や、不安神経症改善のコツを解説していきたいと思います。

カフェインとアルコールはなぜ控えるべきなのか

不安神経症の不安をかき消すためにアルコール飲料を飲む人は少なくありません。
飲みはじめは体がふわっとして心地よくなりリラックスできるのですが、アルコールの量が進むと飲んでいる途中もしくは飲んだ後に不安症状が強くなる場合があります。

これは、アルコールに不安を誘発する物質が含まれているためだと考えられます。
不安を誘発する物質にはアルコールの他に「カフェイン」もあげられます。

このアルコールとカフェインは、脳内物質のバランスを崩し不安症状を出現させる原因となります。

アルコール・カフェインを摂取することの影響

アルコール

アルコールは適量なら体に良い言われており、少量ならば脳内でドーパミン(やる気を出すホルモン)やセロトニン(幸せを感じるホルモン)を増やして気持ちのリラックスを促します。

しかし不安神経症の場合は不安を紛らすためにアルコールを多量に摂取するため、脳内物質のバランスに悪影響を与え不安症状を出現させる可能性があります。出現する不安症状の程度には個人差がありますが、アルコールを摂取することで不安神経症を悪化させる可能性が高くなります。

さらにはアルコールに依存し続けることでアルコール中毒へと発展しかねません。

また、不安神経症の診断を受けて病院の薬を服用している場合は、アルコールの摂取は控えることが大切です。
なぜなら、アルコールと病院の薬を併用することで、副作用を強めたり、効果を弱めたりとお薬の効果を乱してしまうからです。ひどい場合は昏睡して命を落とす危険性もあると言われています。

カフェイン

カフェインというとすぐにコーヒーを思い浮かべますが、コーヒー以外にカフェインが含まれるものは意外と多くあります。紅茶、緑茶、玄米茶、コーラ、ココア、チョコレート、栄養ドリンク、風邪薬などにも含まれています。

このようなカフェインの摂取はアルコールと同様、不安神経症を悪化させると言われています。
カフェインには覚醒作用があり、緊張や興奮をつかさどる交感神経を活発化させる働きがあります。そのため、悩みや心配事を考えすぎてしまい、不安神経症の症状を悪化させる原因になってしまうのです。

また、カフェインを過剰に摂取することでカフェイン中毒になる恐れもあります。
カフェイン中毒の症状は様々ですが、カフェインの過剰摂取することで脳内物質のバランスが崩れて、頭がぼーっとしたり、頭痛、眠い、だるいなどの身体症状や不安感や不眠等の精神症状が起きる場合があります。

このようにアルコールとカフェインを摂取することで不安神経症の症状は悪化するだけではなく、アルコールやカフェインの中毒症状を引き起こす引き金にもなってしまうのです。

不安神経症の症状が治まるまではアルコールとカフェインの摂取を控えることが賢明だと言えるでしょう。

不安神経症を改善するためには自律神経のバランスを整えることが大切

私たちの心と体は相関関係にあり、体をリラックスさせることで心をリラックスさせることができます。

心身をリラックスさせるには、「自律神経のバランスを整えること」が必要不可欠です。

たまに、漠然とした不安や恐怖を感じることはないでしょうか?そんな時は自律神経のバランスが崩れていることが多いと考えられます。

ストレスが多いと交感神経(興奮・緊張状態)が優位に働き、副交感神経(リラックス状態)の働きが鈍り、いつまで経っても心身がリラックス状態になりません。

そこで、意識的に副交感神経が優位に働くように働きかけることが必要になります。

例えば、副交感神経を優位にするための腹式呼吸や入浴法を行ったりすることで症状を軽減することができます。ハーブティーやサプリメントを活用してリラックス効果を高めることも大切です。

不安神経症の症状を克服する際に活用したいサプリメント

ハーブティーで朝の倦怠感と夜の不安を同時に解消しよう。おすすめのハーブティーも紹介します。


リラックスに役立つ飲み物

人それぞれリラックスできる飲み物があると思いますが、ハーブを使ったお茶には、特に気分をリラックスさせる効果があると言われています。症状が改善されるまではアルコールを断ち切り、こういったリラックス飲料に切り替えることをおすすめします。

以下に、不安神経症のリラックスに役立つハーブティーをご紹介します。

ラベンダー

精神安定させ、不安やストレスの解消、安眠等に効果的です。

カモミール

気分が落ち着かせて、ストレスや不安を解消します。また、不眠にも効果的です。

オレンジピール

気分の落ち込みを取り戻す作用があります。またイライラを鎮める働きもあります。

セントジョンズワート

抗うつ作用があり暗い心に明るくします。
またイライラを鎮めるのにも効果的です。

スカルキャップ

ストレスを緩和させる働きがあり、不安、イライラ、うつ、パニック、不眠症などに効果的です。

レモンバーム

不安や緊張などの精神面に有効的です。
気持ちを落ち着かせてくれます。

このようにハーブティーには精神をリラックスさせる効果があります。
気持ちをリフレッシュさせるためにハーブティーを役立てるのも一つの方法かもしれません。

まとめ

健康の人なら効果があるカフェインやアルコールも不安神経症の人にとっては悪影響を及ぼします。
ですから、症状のある場合はカフェインやアルコールは控えて、症状を緩和させる方法を取り入れることが大切です。
不安神経症の人は、どうしたら不安の症状がなくなるのかと深く考え込んでしまいます。少しの時間でも症状を和らげたいという思いが強いだけに、アルコールやカフェインへ依存する確率も高くなるのではないでしょうか。
自分だけで抱え込まず周囲の力を借りたり、専門の医療機関を受診することこそが不安を改善する早道だと思います。



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