不安神経症になると手汗や脇汗が出ることがある?症状と原因とは

最近「手汗や脇汗が出やすくなった」ということはありませんか?

これら「多汗」と呼ばれるの症状は、不安神経症など精神疾患の代表的な症状で、自律神経が深く関係しています。

何も知らない周囲の人から見ると”ただの汗”ですが、本人にとっては悩みの種であり、大きなストレスとなる可能性があります。

汗そのものが悩みの原因になると、不安神経症の悪化につながることもありますので、汗が出る仕組みだけでも知っておくと気持ちも楽になるでしょう。

このページでは、手汗や脇汗が出る症状や原因をわかりやすく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

手汗や脇汗が出る具体的な症状

不安神経症は単体でかかっていることは少なく、たいていは「対人恐怖症」「あがり症」などという疾患も併発しやすいと言われています。

こういった症状を抱える人が、手や脇に汗をかくときには以下のような条件が当てはまるはずです。

  1. 気温が高くなく、運動もしていないのに手や脇に汗が出る
  2. 大勢の前で発言や発表をするとき(朝礼・会議・プレゼン・発表会など)
  3. 至近距離に人がいるとき
  4. 他人に話しかけられたとき
  5. 周囲に人がいる状態で電話で話すとき

「汗」の役割は、もともと体温を調節するためのものですから、上記のようなものは本来かくべき汗ではありません。

会社の同僚や上司、得意先の人、お客、知人など、自分の家族以外の人物と接触したときに限って汗がでるときには、「他人と接触すること」自体にストレスを感じていると言えます。

また、気温も高くなく運動もしていない、そして周囲に人もいないのに、手や脇から汗が出る場合は不安神経症がかなり進行している可能性があります。

手汗や脇汗が出てしまう原因

精神的な汗の原因には、「自律神経」が関係しています。

自律神経は自動的に体を管理・コントロールをする器官で、汗を出すタイミングも自律神経に委ねられています。

正常な状態ならば、肌にあるセンサーや、脳中枢から送られてくる信号によって体温を低下させるために汗を出しますが、自律神経自体の機能が悪くなると、出るべきタイミング以外で汗が出てしまうのです。

自律神経には「交感神経」「副交感神経」の2種類があり、シーソーのようにどちらかが優位になるような構造をしています。

不安神経症になると、常に心と脳は不安や緊張・恐怖感などを感じていて、このとき自律神経は交感神経が非常に強く反応します。

すると、暑くもなく、運動による体温上昇もないのに汗が出てしまうという状態に陥ります。

さらに、不安神経症が慢性化すると、自律神経そのものに障害があらわれるようになり、周囲に人がいる、話す、注目されるといった条件がなくても、交感神経が不適切に高まることで発汗するようになってしまうこともあります。

汗には「脳からの発汗司令」と「肌センサーからの発汗司令」があります。

手や脇周辺の汗腺は、脳からの司令の影響を受けやすい場所ですので、”局部的な汗”となることが多いようです。

汗そのものを止めることで悪循環を断ち切ろう

冒頭にも書きましたが、不安神経症による手や脇の汗は、本人にとっては神経をすり減らす材料となります。

汗による体臭の増加や、衣服ににじみ出ることが恥ずかしい・・・などといったことがストレスとなり加わるのです。

もちろん根本的な治療としては不安神経症そのものを改善させなければなりませんが、汗そのものをストレスにしないために「制汗剤」などで対処することも有効な手段だといえるでしょう。

手汗、脇汗の両方に高い効果を発揮するものも販売されるようになってきていますので、一度試してみるのも良いかもしれません。

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【この記事のまとめ】

  • 不安神経症になると暑くもなく運動もしていないのに手や脇から発汗することがある
  • 不安神経症による手や脇の汗は他人との接触で出るようになる
  • 不安神経症によって自律神経に異常が出ると条件がなくても発汗することがある
  • 交感神経が不適切に高まることで発汗することがある
  • 手や脇は緊張や不安など、脳からの発汗司令の影響を受けやすい
  • 汗自体がストレスに加わるので制汗剤の使用も有効な手段


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