疲れやすい・ダルいのは不安神経症のせい?具体的な症状と原因を解説

不安神経症になると、常に体が重く「疲れた」と感じることがあります。

体がだるくやる気が起きない状態では、生活にはりがなくなることで不安感や憂鬱などといったマイナスの感情を抱きやすくなってしまいます。

心の症状と疲れはあまり関係がないように思いがちですが、実は密接なつながりがあります。

疲れやすさ、だるさを感じやすくなる原因とは

「人が活動している状態」と「休息している状態」の両方に、体内で分泌されるホルモンが深く関わっています。

たとえば夜眠りにつくときには「メラトニン」という睡眠物質が分泌されて眠気を発生させ、反対に朝方には「コルチゾール」というホルモンが副腎という小さな内蔵から分泌されます。

コルチゾールが分泌されると、血糖値が上がり、体温が上昇し、心拍数も増えて体は「活動状態」となります。私たちが日中活発に動くことができるのは、このコルチゾールのおかげと言っても過言ではありません。

また、コルチゾールには”抗ストレス作用”というもう一つの働きがあり、外からストレスを受けたとき、身体が負けないように戦おうとする機能が備わっています。

本来ストレスは「身の危険」を感じたときに発生するものですから、コルチゾールを大量に分泌させることで肉体がどんな危機的な状況にも対応できるような準備態勢をつくります。

不安神経症の症状は、常に不安や恐怖を感じることでストレスを抱えやすくなりますので、副腎はコルチゾールの分泌を慢性的に続けるようになります。

これが長期間続くことで副腎が疲れてしまい機能障害を起こし、副腎のコルチゾール分泌力が弱まります。

さきほどもお伝えしたとおり、コルチゾールは血糖値や体温の上昇、心拍数の増加などのはたらきがありますが、これがうまく機能しなくなることで「疲労感」や「だるさ」を感じるようになってしまうのです。

疲れやすくなると他の症状も同時に起きやすい

疲れやすくなると身体には他の症状も起こりやすくなります。

不安や恐怖を感じると、脳中枢では「ノルアドレナリン」という神経伝達物質が分泌されます。

ノルアドレナリンが多量に分泌を続けると、免疫機能が異常な活性を起こして全身の細胞を傷つけることがあります。

このとき、免疫機能は肝臓の細胞にも攻撃を加えてしまい、ひどくなると肝臓の機能を低下させてしまいます。

肝臓は非常にたくさんの働きをする臓器で、

  • 栄養の代謝
  • 解毒作用
  • 心拍数の調整
  • 酵素の産生
  • 血糖値調整
  • 各ホルモンの産生

 

など、人体機能の大切な部分を担っています。

この大切な臓器である肝臓が機能不全を起こすと全身の機能が低下し、全身は鉄のように重く感じることがあります。

また、ノルアドレナリンが活性される状態が続くと、感情と神経のコントロールをする「セロトニン」が消費され続けます。

セロトニンが不足するとノルアドレナリンはさらに暴走を続け、しだいにうつ病やパニック障害などの重度な精神疾患へと進行してしまうことがあります。

セロトニンは「自律神経」の調整もしますので、セロトニンが不足して自律神経のバランスが崩れてしまうと、「自律神経失調症」になり、「不安感」や「全身の緊張」「肩こり」などの不調が現れることがあります。

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「疲れやすい」「だるさを感じる」といった症状は、痛みを感じるような肉体的な病気と比べると軽視されやすいため、気づかないうちに重症になってしまうこともあるようです。

もし今、疲れやすさやダルさを感じているという方は、症状が重くなる前に何らかの手を打つことをおすすめします。

【この記事のまとめ】

  • 不安神経症になると副腎が疲れてコルチゾール不足になることで疲れやだるさを感じるようになる
  • 不安神経症になると免疫機能が活発になりすぎて肝臓細胞を攻撃して肝機能を低下させる
  • 不安神経症になると神経伝達物質セロトニンが不足し、自律神経のバランスが狂って他の病気にもなりやすくなる
  • 「疲れやすい」「だるさを感じる」は症状が重くなる前に対処する


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