不安神経症になる『きっかけ』とは?

不安神経症とは、「漠然とした理由のない不安」に長期間おそわれる精神疾患のことです。

たんに心の問題だけでなく、慢性化することで自律神経のバランスが狂ったり、不眠症を併発することで肉体的な病気に発展する怖さもあります。

以前までは急激に耐え難い不安が湧き起こり、発作的な症状を示す「パニック障害」も不安神経症と言われていましたが、現在の医療現場では分類されています。

発作症状があるものを「パニック障害」発作がないものを「全般性不安障害」と呼ぶようになりました。

現代の医学でも完全には原因も治療法も確立されていないのが現実ですが、不安神経症になるきっかけにはどういったものがあるのでしょうか?

不安神経症になる”きっかけ”とは?

一般的に不安神経症は、人の心に問題があると考えられています。

大きな心配ごとを抱えていたり、職場や学校・家庭の中で強いストレスを感じている人に不安神経症患者が多いからです。
しかし、この病気の難しいところは、こういった精神的な部分の負担がない場合でも発症する事例がたくさんあることです。

  • 残業の時間が増えた
  • 職場が変わった
  • 引っ越しをした
  • 結婚をした
  • 寝不足
  • 体調が優れない(検査をしても悪いところはない)
  • 食生活が変わった

こういった日常の何気ない変化があり、それがいわゆる「ストレス」を受けるようなものでない場合にも、不安神経症があらわれることがあります。

不安神経症のきっかけは特定できないことも多い

不安神経症の症状が現れた際、気になるのが『どんなきっかけでなったのか』『原因はなんだったのか』ということです。

たしかに、そのきっかけをはっきりと特定できれば、症状を改善する手立てが見つかりやすくなるかもしれません。

しかし、上記にも述べたとおり不安神経症になったきっかけを明確に特定することは難しいこともあり、「これが原因だから、次からはこうしよう」といった対策を立てることは簡単ではないでしょう。

もちろん、仕事上のトラブルやはっきりとした事件などがきっかけとなる場合は別ですが、色々な原因が重なって不安神経症へと発展していく事例が多いのも事実です。

ですから、あまり不安神経症になったきっかけや原因にとらわれすぎず、最善な克服方法を見つけていくことが大切です。

不安神経症の新しい考え方

これまで不安神経症は、精神的な要因ばかりが注目されてきましたが、最近の医学では脳科学や栄養学からアプローチされて新しい見方がされ始めています。

脳科学では、脳内ホルモンのセロトニン不足から不安神経症が発症することが解明されていて、食生活・生活習慣・睡眠習慣などが不安神経症の引き金になることが解っています。

セロトニン不足を補うサプリメント

また、ストレスを打ち消すような栄養素(ビタミンC・B群・E)や、ミネラル群、必須アミノ酸群の不足によっても脳機能が低下し、ストレスに弱い体質になることでも不安神経症にかかりやすくなることも解明されています。

不安神経症を克服するうえで取り入れるべき食事や栄養素

「パニック障害」は脳機能の低下が直接的原因であることからも、ふだんの食事や運動不足、また生活リズムの乱れなどが精神に悪影響を与えることが理解できるでしょう。

こういった不安神経症に対しての”新しい考え方”がされるようになり、心の病だと思われてきた不安神経症を、「栄養補給」によって改善できるのではないかと期待されています。

セロトニンの原料であるトリプトファンなどのアミノ酸、ビタミン・ミネラル群、古来から伝わる不眠症改善効果の高い薬草などを原料としたサプリメントで改善することができるのです。

おわりに

まだまだ原因や治療法の研究が続く不安神経症ですが、ここ数年では「肉体面から精神面を治す」という方法が多く用いられるようになりつつあります。

今まで自分の不安神経症の原因に心当たりのなかった人は、生活習慣全般をチェックしてみることも大切です。

この記事のまとめ

  • 発作があるものを「パニック障害」ないものを「全般性不安障害」という
  • ストレスや悩み事がなくても些細な変化で不安神経は発症する
  • 栄養補給による改善が不安神経症治療の新しい考え方


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