不安神経症を克服するうえで取り入れるべき食事や栄養素

不安神経症はストレスや悩み事、また個人の体質などが原因で起きる精神疾患です。

しかし、不安神経症の患者の中にはそういった精神的原因がまったくない人もいるそうです。

最近では、毎日の食生活が乱れることで脳や自律神経に悪影響を与える可能性があると考えられるようになっています。

実際に、食の欧米化が進むにつれて、不安神経症や不眠症・うつ病・自律神経失調症なども同じように増加しています。

ここでは、不足すると不安神経症を発症させやすい栄養素や、症状の改善が期待できる食事などを紹介しました。

不足すると不安神経症になりやすい栄養素とは?

心身に受けたストレスに打ち勝つためには「精神力」だけでは不十分です。

食事から摂取して体に蓄えておく「栄養素」の中にも耐ストレス効果の高いものがたくさんあります。

以下が、不足すると不安神経症になりやすい栄養素です。

トリプトファン

アミノ酸の一種で、脳の興奮を抑えたりストレスに強くなる「セロトニン」という神経伝達物質の原料です。

ビタミンC

人がストレスを受けたときの「火消し役」としてたくさん消費されるビタミンです。

ビタミンB群

体内の代謝を担うビタミンで、不足すると全体的な体調が崩れてストレスにも弱くなります。
自律神経や神経伝達物質もビタミンB群の代謝によって作られるので、精神の安定にも関係します。

ビタミンE・β-カロテン・ポリフェノール

ビタミンEやβ-カロテン、ポリフェノールは「抗酸化物質」といって、ストレスを受けたときに発生する「活性酸素」を除去する働きがあり、活性酸素は猛毒物質として知られています。
これらの栄養素が不足すると全身に活性酸素が溜まって新たなストレスの原因を作り出すことになります。

ミネラル群

カルシウムや亜鉛・鉄分などは脳機能や自律神経のはたらきを円滑なものとする大切な栄養素です。
「カルシウムが不足するとイライラする」というのが代表的なミネラルの不足症状です。

発酵食品

発酵食品は腸内環境を整える効果があります。
腸内環境が悪化すると、脳機能にも悪影響を及ぼすことが医学的にわかっています。

不安神経症に良い食事

実際の食事の素材として、不安神経症に良いと考えられる食品には以下のようなものがあります。

鶏肉・豚肉・魚介類などの動物性タンパク質

動物性のタンパク質には「トリプトファン」などのアミノ酸やビタミンB群が豊富に含まれています。
ただし、これらを摂りすぎるとカロリーオーバーになったり、血管壁を汚してしまうこともあるので、注意も必要です。

緑黄色野菜

緑黄色野菜にはビタミンCやβカロテン・ポリフェノールが多く含まれています。
調理方法によってはビタミンが破壊されることもあったり、吸収が悪くなることもあります。

海藻類・根菜

海でとれる海藻類やごぼう・レンコン・人参などの根菜はミネラルを多量に含んでいます。

豆類・未精製穀物

豆類や玄米・全粒粉・ライ麦はアミノ酸やビタミン、食物繊維など必須栄養素がマルチに含まれています。
現代人の食卓が消えつつある食品の代表だといえるでしょう。

ヨーグルト・漬物・納豆などの発酵食品

先進国では冷蔵庫の普及によって発酵させて食品を保存する習慣が少なくなり、発酵食品の摂取が大幅に減少しています。
これによって腸内環境が悪くなり、精神への悪影響も急増しています。

おわりに

豊かな生活を手に入れた現代人の食生活は、健康に役立つ栄養素を摂取しずづらくなっていると言われています。

流通や食品製造の関係で、これらを普通のスーパーだけで補うことも難しく、最近ではサプリメントや健康食品で足りない分をカバーすることが有効だと考えられています。

必要栄養素を効率よく補うことのできるサプリメントは以下の記事でまとめています。ぜひ参考にしてみてください。

不安神経症の症状を克服する際に活用したいサプリメント

この記事のまとめ

  • トリプトファンやビタミン・ミネラル・乳酸菌が不足すると不安神経症になりやすい
  • 動物性のタンパク質からトリプトファンを摂る
  • 緑黄色野菜からビタミンやβカロテンを摂る
  • 海藻や根菜類からミネラルを摂る
  • 豆類や未精製穀物から全体的に栄養素を摂る
  • ヨーグルトや漬物などの発酵食品から乳酸菌を摂る
  • サプリメントの利用で必要栄養素が簡単に補える


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