不安神経症を放っておくとなりやすい病気

不安神経症は慢性化しやすい性質をもっており、放っておくと神経や脳の機能が徐々に弱くなり様々な症状を引き起こすことがあるため、早めの対処が必要です。

不安神経症から発症しうる症状には以下のようなものがあります。

パニック障害

もともと「パニック障害」は不安神経症の中の症状の一つでした。
しかし、現在では「全般性不安障害」と「パニック障害」は分類されています。

これは症状の表れ方の違いと考えてよいでしょう。

人の脳には「セロトニン神経」という”興奮を抑える”神経があり、これが長期間のストレスによってダメージを受け続けることで正常に機能しなくなってしまいます。

まったく無防備な状態で不安を感じ、混乱・発作が起きるのが「パニック障害」のしくみです。

セロトニンは精神を安定させるためには欠かせない物質ですので、強い不安感や緊張を感じやすいという方は、セロトニンが不足してしまっている可能性が高いと言えるでしょう。

セロトニンは、サプリメントを活用することで効率よくセロトニンの分泌を促す栄養素を取り込むことができます。以下の記事でくわしくご紹介していますので興味のある方はご覧ください。

不安神経症の症状を克服する際に活用したいサプリメント

自律神経失調症

自律神経失調症もまた不安神経症から起きやすい症状です。
この二つの疾患は相互関係にあり、併発することが多いようです。

自律神経失調症が先に起きる場合は肉体的な問題も絡むことが多く、

不安神経症から起きる場合には精神的なストレスが原因になっていることが多いと言われています。

自律神経失調になると、さまざまな肉体的な不調が現れます。
漠然とした不安と恐怖に苦しめられているところにもう一つの不快感が加わり、さらに病状が悪化してしまうこともあります。

不眠症

不安神経症になると徐々に睡眠の状態が悪くなります。
夜はとくに精神が不安定になりやすいために「寝付けない」などといったことになりやすいのです。

悪化すると、眠りの質自体が悪くなることで翌日にすっきりとせず、気力も失う原因となってしまいます。

不眠症は多くの精神病にセットのようにつきまとう症状です。
不眠症の状態がひどくなるにしたがって不安神経症も比例して悪化してしまう傾向にあります。

不安神経症から不眠症へ│眠れない原因と対処法

うつ病

人は”緊張弛緩”を繰り返して健全な心身を保ちます。
しかし、不安神経症になると緊張の時間ばかりが長くなってしまいます。

こうなることで、人に感情をもたらす脳内神経伝達物質の反応が疲労して鈍ってしまいます。
そして、完全に「鈍化」してしまった状態が「うつ病」です。
うつ病は感情コントロールができなくなる重度な精神障害として知られています。

 

多くの精神障害は複雑な連鎖構造のようになっていて、あまり単体で起こることはありません。

不安神経症もその一つであり、いくつもの精神病と相互関係をもち治療を難しくする原因にもなっています。
「この部分が病気の原因」だとはっきりと見つけにくいことが不安神経症の性質でもあるのです。

【この記事のまとめポイント】

  • 不安神経症はパニック障害になりやすい
  • 不安神経症は自律神経失調と相互関係にある
  • 不眠症は多くの精神障害と併発する
  • 不安神経症が長期化するとうつ病になることがある


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