不安神経症の主な症状~不安、過敏、緊張~

不安神経症はなんの予兆もなく突然症状を現すことがあります。

病態が多岐にわたるために判断がつきづらく、いったいなんの病気なのか原因がわからないことが多いのもこの疾患の特徴です。

肉体的な検査をしても数値に現れず、また受診した病院によっては医師に専門的な知識がないこともあります。

こういったことも不安神経症患者が苦しむ理由として考えられます。

このページでは、不安神経症がもつ代表的な【不安・過敏・緊張】について症状の特徴と詳細をご説明します。

【不安】症状の特徴

不安神経症の患者が抱く「不安」は、

  • 周囲にどう思われているか?
  • 失敗したらどうしよう
  • うまくいかないのではないか
  • また~してしまうのではないか

などといったものが多いようです。

考えても答えが出ないことが分かっていても頭の中で同じこと何度も考え込んでしまいます。

これが予期不安となり、時間が経つほど余計に不安や緊張感が大きくなることで症状を悪化させる原因にも繋がってしまいます。

 

こういった不安や緊張は、脳内物質である「セロトニン」の分泌が強く影響しています。

セロトニンについては以下のページでくわしくご説明しています。

ストレスが多い方におすすめのサプリ【リラクミンSE】│セロトニン対策でこころのバランスを整えよう

【過敏】症状の特徴

自分の周囲で起きる日常的な些細なことに過敏症状を現すこともあります。

  • 大きな音
  • 隣人または家族の物音
  • 飲食店などで隣のお客が話す声
  • 商業施設などでの子供の大声
  • テレビから流れる声や音楽

など、人によってはなんとも思わないような物音に過敏になります。

脳がストレスを感じ、緊急事態(災害や戦争・争いなど)に体の”モード”が切り替わったままになっているのです。

この状態では敵の襲来や災難に対処しようと体が興奮状態になり、睡眠を妨げる原因にもなります。

不安神経症になると音に敏感になる理由

神経質になることでさらに眠れなくなる、完治が遅れる。

【緊張】症状の特徴

過敏症状に似ていますが、全身の筋肉に硬化・こわばりが現れます。
自律神経の交感神経が過度に働き、呼吸が浅く早くなって心拍数が上昇していることもあります。

不安神経症の主な症状~動悸、息苦しさ~

長期化すると肩こりや腰痛・頭痛などになり、そうなると常にリラックスできなくなりますので、対人関係においてもストレスを感じやすく感情の起伏も激しくなることがあります。

この反動で突然体が重くなったり、何をするにも億劫になるといった正反対の症状がときおり現れることもあります。

「一人になりたい」・「人に会いたくない」│人と会ったり話すのが億劫になるケース

それぞれの症状だけをみても、それが必ず不安神経症だとは限りません。
共通して言えるのは「慢性化」することで、軽度な症状ならば日常生活もできる状態です。
しかし、数週間、数ヶ月と続く場合には不安神経症の疑いがあることを覚えておきましょう。

【この記事のまとめポイント】

  • 不安神経症の症状はパニック障害よりは軽度
  • 些細なことに不安を感じ反芻して考えてしまう
  • 過敏になると何気ない物音が気になる
  • 緊張症状が現れると肩こりや腰痛などが現れ正反対の症状が出ることもある


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