不安神経症を治すにはどのような治療が効果的なのか

不安神経症は『全般性不安障害』とも呼ばれ、10代から30代に多く現れる精神障害のひとつです。

不安神経症患者が苦しみやすい場所は学校や仕事先などで、「集団行動」をする上において強くストレスを感じてしまいます。

学校や会社に行きたくなくなったり、うつ病やその他の精神疾患に進行してしまうこともありますので、いち早く改善しなくてはなりません。

不安神経症にはどのような治療が効果的なのでしょうか?

不安神経症(社会不安障害)とはどんな病気?

不安神経症はある特定の事柄に対して苦手意識をもつのが特徴です。
「あがり症」や「赤面症」なども同じ部類に分けられることがあります。

不安神経症の具体的な症状

  • 動悸・息苦しさ
  • 人前に出ると大量の汗をかく
  • 何をするにも不安に感じてしまう
  • パニック発作
  • 首こりや肩こりがなかなか治らない
  • 便秘や下痢、頻尿
  • めまい・気持ち悪い

他人から見るとなかなか気が付きにくい症状が多いですが、本人にとっては耐え難い苦痛があります。

周りの人に相談する勇気を持てなかったり、相談しても理解されにくいことがあるため、余計にストレスを溜めてしまうことも少なくありません。

専門家が用いる治療法

現在、不安神経症は精神科やクリニックなどの専門医療施設で治療をすることができます。

〈治療方法の種類〉

薬物治療

  • 抗不安薬
  • 抗うつ薬
  • 向精神薬(SSRIなど)
  • 睡眠導入剤など

不安や心配を和らげる薬の種類や効果、副作用

精神療法

  • 認知行動療法
  • 音楽療法
  • 作業療法
  • 暴露法
  • 共同作業やディスカッション

不安神経症の治療時に用いられる『精神療法』とは?

薬物療法や音楽療法・作業療法は不安神経症を「神経伝達物質の障害」と考え、興奮を抑えてリラックスを得ることを目的としています。

これに対して、認知行動療法や暴露法・共同作業、ディスカッションなどは「苦手意識」を矯正したり、克服させたりする方法です。

自分自身で不安神経症を治療する方法

不安神経症はストレスが脳へ悪影響を与えることで起きます。
ですから、ストレスに対して強い体と心をつくっていくことで改善されることがあります。

この場合、難しい心理学や精神医学の知識がなくても、睡眠や食生活を整える、生活習慣全体を見直すなどの方法で可能となることがあります。

  • 早寝早起きを心がける
  • 適度な運動をとり入れる
  • 必須アミノ酸・ギャバ・ビタミン・ミネラルなどの豊富な食事を摂る
  • リラックスできるアロマや入浴方法・ヨガなどで心身の調整をはかる

不安神経症を自分で治すうえで役に立った3つの考え方と5つの行動

これらの方法はけっして特別なものではありませんが、意外に現代人ができていない”理想的な生活”です。

また「暴露法」などは、苦手と思っている場所や行動や人(上司や同僚・先輩など)に対して、無理のない範囲で近づいていくというリハビリ的な方法ですので、取り入れてみても良いでしょう。

最後に大切なことを覚えておきましょう。
不安神経症などの精神疾患は、たとえ専門医を受診して治療を受けたとしても最終的に治療するのは「自分自身」だということです。
通院をしても治る人と治らない人がいるのも、個人の努力の差が大きいということも忘れてはならないことです。

【この記事のまとめ】

  • 不安神経症は集団内でする行動に「苦手意識」をもつことが原因
  • 不安神経症はストレスによって進行してしまう
  • 専門医での治療は薬物療法と精神療法がある
  • 生活習慣を改善して自分自身で改善していくことも可能


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